【公務員】退職までの流れ

公務員の話

こんにちは、さんすけです!!

私は2021年3月に地方公務員を退職しました。

今日は、私の退職に至るまでの流れを書いていきたいと思います。

①退職を決意

2020年5月 退職することを決断しました。

その半年ほど前から、毎日「仕事がツラい、辞めたい」と思うようになり、妻とも相談して決意しました。

結婚していますので、この後は勝手に辞めるのではなく、ちゃんとお互いの両親に報告しようという流れになりました。

②自分の親に報告

2020年6月 まず、私の親に今年度いっぱいで退職するつもりだということを報告しました。

が、かなり反対されました。

「家庭があって子ども3人もいるのにどうするんだ」とか、「もう少し我慢できないのか」とかです。

ちなみに、私の父・母ともに公務員(父は専門職)だったので、そういうのもあって反対したのかもしれませんね。

でも、何を言われても私の気持ちは変わらないの一点張りだったので、最終的には両親も折れたという感じでした。

③妻の親に報告

2020年7月 妻の両親に報告しました。

母親は驚き残念がってましたが、父親は割とあっさり納得してくれ「やりたい仕事をすればいい」と言ってくれました。

後は職場に伝えるのみとなりました。

④上司に伝える

2020年9月 職場の上司に伝えました

3月末での退職にしては報告するタイミングが早いのかもしれません。ネットで調べると最短3週間~1カ月程度で退職できるとありました。

ただ、私が年度途中に退職したとしても、絶対に人員補充はされない。そうなると同じ係の先輩・後輩の負担が増えてしまうことは目に見えてたので、それだけは避けたいと思いました。

また、次年度の採用試験がこのころから始まるので、一応早めに伝えたほうがいいだろうと考えこのタイミングになりました。

ただ、退職したいと伝えるのがすごく言いづらく、伝えようと思ってから1カ月くらいはかかってしまいました(汗)。

ある日の朝イチに、部長と課長と私しかまだ出社していなかったので、今しかないと思い二人に「少し話があります」と伝えて別室にて面談しました。

今年度いっぱいで退職したいと伝えると「次の仕事はもう決まっているのか?」と聞かれ、特に決まっていなかったので「決まっていません。」と答えました。

「もしこの部署が大変で厳しいなら、異動できるよう進言することもできるから。」と言われ、「1週間後にもう一度話を聞くから、しっかり考えてきてくれ」ということで軽い引き止めをされその日は終わりました。

私なりに「仮に部署異動してもまた頑張れるか?」と公務員として続けることを想像して1週間考えました。しかし、この大変な部署に来る前から辞めたいと思っていたこともあり、どうしても退職への気持ちは変わりませんでした。

1週間後に再度上司2人と面談し「退職したい気持ちは変わらない」と伝え、2人とも「わかった。上(首長)に伝えるからもう変更できないけど良いかい?」と聞かれ「はい」と答えました。

⑤トップ(首長)に退職願を提出

2020年10月 ある日、私の席でいつものように仕事をしていると突然首長に肩をたたかれ、首長室に呼ばれて面談が始まりました。

首長とは普段話す機会があまりないので、緊張して何を話したか正直あまり覚えてないのですが、「気持ちは変わらないか?」とかを聞かれ「はい」と答えたと思います。

一つ覚えているのが、すこし雑談になり「俺もお前ぐらいのときは、何度も辞めたいと思ったもんだよ。」と教えてくれたのが意外でした。

70歳近くの首長ですが、公務員上がりで「首長になるような人でも、辞めたいと思うことがあったんだな」と少し親近感が湧きました。といっても最期はトップまで昇りつめた方なので、私とは全然違いますが・・・。

「気持ちが変わらないのはわかった。そのうち辞表を持ってきてくれ。」と言われたので、3日後くらいに首長に直接、辞表を提出しました。

課長か部長に渡すものだと思っていたので、また緊張しながら「退職願」を持って提出しにいきました。忙しかったのか「おう、わかった」といって受け取り次第、電話を掛けだしたので、「失礼します」といって部屋を出て、あっさりと退職願の提出は終わりました

⑥退職まで普通に働く

10月から退職する3月末までの半年間は、普通に働きました。

でも、ちらほらと「退職するんだって?」と聞かれたので、話は回ってるんだなと感じつつ最後の日までは粛々と仕事に打ち込もうと決め働きました。

3月ごろになると、退職にあたっての必要な手続き(保険証や年金など)を行いました。

⑦退職日当日を迎える

2021年3月31日 外部の関係先へは、前日までに挨拶回りを終えていたので、朝から庁舎の挨拶回りをしました。

その後、会議室にて「退職辞令の交付式」が始まり、退職辞令と感謝状を受け取りました。最後にお礼のあいさつをして終了しました。

デスクの片付けも終わり帰宅する際に、同じ部署の方たちからたくさんの退職記念品をいただきました。

泣かないつもりだったのですが、不覚にも号泣してしまい、今思い返すと恥ずかしい気持ちです。

同僚の皆さん、ありがとうございました。

こうして私の公務員生活が無事終了しました。

まとめ

私の退職決断から退職日当日までの流れをご紹介しました。

書いておかないと私も忘れてしまうので、備忘録的に書かせていただきました。実際2カ月たちましたが、思い出すのに少し時間がかかりました。

思い返すと、退職を決めてから半年以上あったのですが、本当にあっという間でした。

辞めるまでは、仕事に行くのが嫌で嫌で仕方なかったのですが、振り返ってみると楽しかった思い出もいっぱいあったなと感じます。

やっぱり辞めなきゃよかった・・・とは思っていませんが(^ ^;)、この先の長い人生の1ページとして、心に留めておきたいと思います。

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