こんにちは、さんすけです!!
今日は、私が13年間務めた公務員をなぜ退職したのか話したいと思います。
①仕事が辛くなった
最終的には、この「仕事が辛くなった」というひと言につきます。
最後に所属した部署には1年半在籍しましたが、マジで仕事が終わりませんでした。
それまで所属した部署では、忙しい時期(1年のうちトータル1~2か月くらい)は残業もするけど、それ以外は定時で帰れるといった感じでした。
ところが、最後の部署では平日はほぼ毎日残業、土日もどちらかは1日は出勤。最悪両日。
それでも常に仕事が溜まっていて、気持ちが休まらない。
こんな生活が半年ほど続いた結果、毎日辞めたいと思うようになり退職を決意しました。
②やりがいや仕事を楽しいと感じたことがなかった
これは公務員あるあるなのかもしれませんが、働いていて楽しいとか、やりがいを感じることが無かったということです。
細かく言えば、担当した行事やイベントなどが終わったときに、達成感や「よし、終わった」というほっとする気持ちになることはありましたが、
それが、楽しかったとか充実したという気持ちに繋がることはありませんでした。
なので、公務員になって3年目くらい(もしかすると既に1年目)には
「俺、このまま定年まで働くイメージが湧かない」
という思いを抱いていました。
③電話が苦手
役所はよく電話がかかってきますが、電話がずーーーっと苦手でした。取るのも掛けるのも。
自意識過剰と言われたらそれまでですが、同僚たちが電話で話す内容を聞いているんじゃないかと考えてしまい恥ずかしくなるのです。
また、電話に出るときには大体庁舎名や部署名、名前を名乗りますが、苦手意識があるため毎回ではないですが噛んでしまうため、噛むのが怖いし恥ずかしいしということで、電話に出る際は毎回緊張していました。
「年齢が若い人が率先して電話に出なさい」という風潮が少なからずあったため、最後の方はほとんど忙しいフリをして出ませんでした。
④人前で話すことが苦手
人前で話すことが極度に苦手でした。
最後の肩書は係長だったのですが、係長になると会議の場で進行とか説明をする機会が増えました。
私はアドリブで話すことがムリな為、原稿がないと話せませんでした。なので、会議前は他の仕事もいっぱい残っているのに、時間をかけて原稿を作成していました。
また、会議では予期せぬ質問が出ることもあるため、ある程度出そうな質問を予測し回答を用意したりもしました。
予期せぬ質問が来たときは、上司に”助けて”というアイコンタクトを送り、難を逃れてました。
結果:公務員に向いていなかった
以上のことから、トータルで考えて私は公務員に向いていなかったと思います。
じゃあ「何で、公務員になったの?」と言われそうですが、完全に自分の能力や欠点を見誤っていました。
公務員になる前は民間企業で勤めていましたが、人間関係が嫌になり2年で辞めました。
ちょうどそこを辞めると決めたタイミングで、たまたま公務員募集の案内を知り、「ほかにやりたいことも無いし、とりあえず受けてみるか」というノリで、採用試験を受けたといった感じでした。
また、私の母親も同じく公務員の一般事務職だったので、少しは親近感があったというのもあるかもしれません。
私はこれまでの人生を、なんとなく生きてきてしまいました。
高校3年生の時は、「就職したくないから、とりあえず大学いくか」とFラン大に進みました。
大学4年生の時は、「特にやりたいことが無いけど、みんな就活してるから俺もするか」と就職活動を行い、1社から内定をもらった時点で「就活するの面倒だし、ここでいいや」と就職先を決めました。
その後は、前に書いたとおりです。
完全に自分の考えの甘かったと反省しています。
少なくとも民間を辞めた時に、もう少し自分の人生や仕事について、深く考えるべきだったなと感じます。
でも、公務員になって悪いことばかりではありません。
妻とは公務員になってから知り合いましたし、3人の子どもにも恵まれました。
また、気の合う同期や、仲良くしてくれる先輩、慕ってくれる後輩もできました。
今後は、悪かった部分は反省し、もっと自分に対し真剣に向き合い、家族の幸せも考えながら行動していきたいです。
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